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2011年8月26日 (金)

1頭、2頭……

 恐竜の絵本を息子と見ていた友人が「恐竜が2匹いるね」と言ったら「2頭だよ」と息子に訂正された、と話していた。息子いわく「大きい動物だから」だという。
 実際には、恐竜は爬虫類なので「匹」でいいのだが、未就学の子どもの言葉に対する感性に、まずは敬意を表したい。まぁ、たじたじになっていた父親のほうに助けを求められたので味方をすると、「頭」は牛・馬・犬などの動物を数える語、「匹」は獣・鳥・魚・虫などを数える語(いずれも、岩波書店 広辞苑 第六版)。では「動物」はというと「ヒト以外の動物、特に哺乳類あるいは獣類(けもの)の称」(同)とある。
 でも、ハムスターや猫を1頭、2頭とはあまり数えないし。しかも「大きい動物」を1頭と数えることを知っていることこそ、ちゃんと日本語を会得しているということだ。
 友人の家庭では、ほとんど子どもにテレビを見せていないとか。言葉に対する成熟度は、このあたりにも関係しているのだろうか。

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