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2006年11月10日 (金)

東京スタンプ 都心の博物館-2-

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20061110is002_2  大手町駅から地下鉄を乗り継ぎ、京橋駅で下車。首都高速のたもとにある警察博物館を目指した。社会人になってからこのかた、数え切れないくらい、前を横切ってきたが、入館するのは今日が初めて。昔から仲の良い友達の家に、やっと足を踏み入れた気分だ。
 1階には、警視庁最初のヘリコプターや、戦前の「赤」バイなど、貴重な品々が惜しげもなく展示されている。
 スタンプも1階にあり、昔の警官がメインの図版のものが2種用意されていた。
 館内には、明治初期の警察の歴史が余すことなく紹介されている。各時代の制服や書類など、貴重な実物が多く展示されていて、たいへん興味深く面白かった。また、時代物だけではなく、鑑識員の持つ鞄の中身が披露されていたりして、普段見ることのできないプロの仕事を垣間見ることもできる。
 京橋という絶好の立地にもかかわらず、館内は来場者が見当たらず、もったいない限り。銀座、日本橋に行く折には、ちょっと足を伸ばしてみることをお奨めしたい。
 今回最後に訪れたのは、日本銀行脇の貨幣博物館。ちょうど修学旅行の中学生と重なり、賑やかな少年少女とともに入館。スタンプは、展示場になっている2階のロビーにあった。ここは東京消防庁にあったタイプと同じ、シャチハタの電動スタンプだった。頭にリボンをつけた、古銭のキャラクターが「Welcome!」とお出迎えをする横で、昔の十円札の大黒天がにっこり微笑む、ななかかに大胆な構図が印象的な逸品だった。
 館内は、古今東西、様々な紙幣、貨幣が分野ごと整然と展示されている。パネルやサインを最小限に留め、展示物そのものをしっかり見てもらおうとする博物館の配慮がわかる、シンプルな構成に好感を持った。一緒に入った中学生達も、入館前の騒ぎもどこへやら、おとなしくしかし食い入るように展示物を眺めていた。
 今回、都心のちょっとマニアな博物館を巡ってみたが、それぞれの分野分野で貴重な品々を見ることができ、有意義なひとときだった。さらにお目当てのスタンプも収集でき、まさに一石二鳥の素敵な散歩となった。これからも、地味に眠る東京のスタンプ達を探し出し、皆様に紹介していきたい。
(取材/一文字 志)
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